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宮城高校教育ネットワークユニオン（略称：宮城ネット）は，宮城県内の公立高等学校・支援学校の教職員でつくる個人加盟の新しいタイプのユニオン（労働組合）です。ユニオンは働く者同士が助け合うための組織です。一人一人が自分らしく働き，そして自己実現していくことを，はたらく者の連帯によって目指すのがユニオンの役割です。
宮城ネットは小さなユニオンですが，宮城県内の高校組織の中では日本教職員組合（日教組）に加盟している唯一の団体です。また学校組織の中で連合宮城に加盟しているのは宮城ネットだけです。宮城ネットは宮城県内そして全国の仲間とつながっています
宮城ネットは目指します！
こんな職場，こんな学校！
「働いた分支払われる」こんな当たり前のことが教職員には適応されていません。給特法という法律によって，わずか4％の教職調整手当で無制限の勤務時間外労働が強要されています。この「定額働かせ放題」の給特法を廃止して時間外勤務手当化を求めています。
ワーク＆ペイの大原則の確立を！
ジェンダー平等にもとづく学校を！
日本の学校原理はパターナリズム（父権的温情主義）にもとづいています。「権威的な振る舞いに従順な生徒のために頑張る教員モデル」が教職員の行動原理の中に 隠されています。これを打破し，ジェンダー平等原理にもとづく学校づくりを進めていきます。どんな大人も子どもも，働きやすい，学びやすい包括的（インクルーシブル）な学校を目指しましょう。
臨任・非常勤教職員の待遇改善を！
2020年度から臨任・非常勤教職員は会計年度任用教職員となります。この制度は非正規職員の待遇改善を目指して行われるものですから，私たちは「同一労働同一賃金の原則」の確立を求めています。常勤であろうと非常勤であろうと同じ労働であれば同じ賃金を支払え，という当たり前の主張です。また，非常勤講師はこの制度によって特別職から一般職になりますので，労働法上の労働協約締結権や争議権を失います。権利の制限をするのあれば代償措置として待遇改善を行うことは当然です。
教職員の学びを豊かに！
教委が行う研修は型どおりで物足りなくはありませんか？文科省からの伝達が内容であったり，今自分が抱えている問題にマッチングしていないなど・・・。宮城ネットは日本教職員組合（日教組）に加盟しているので全国的な研修会・勉強会が目白押しです。ジェンダー平等や人権・平和，環境などの視点から教育を考えていくことは，文科・教委の研修会では味わえない経験です。また一流の研究者が日教組の研修をバックアップします。
教職員共済で生涯の保障を！
教職員共済は日教組が作った共済組合が母体なった生活協同組合。教職員のための共済だけあって教職員に有利な保険。民間の保険よりも断然お得！ 生命から傷害，自動車，そして年金まで，すべての保険が揃っています。生協法で守られた法人なので安心です。宮城ネットは福利厚生の分野でも教職員の生活を守ります。
あなたも宮城ネットの活動に参加してみませんか！
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